builderにインターネット自分史を作ってみるという記事が載っていて、興味深かったので自分でもちょっと書いてみようと思いました。
が、ボクの場合「インターネット」と限定しまうとあまり書くことがなくなってしまうので、「コンピュータ自分史」としてまとめてみます。

超・自己顕示企画ぅぅぅ!!!
■1997年

・「FMV-DESKPOWER S165」購入
→記念すべき最初のMy PC。OSはもちろんWindows95。
周りの友人が買い出して自分もとにかくインターネットやらE-Mailに触れてみたいと思ってローン組んで買いました。
でもダイヤルアップだったので使用頻度は高くなく、E-Mailに関してもリアルタイムで受信できる環境をもった人がほとんどいなかったのでほとんど利便性は感じなかった。
送ったメールが読まれる前に学校で逢うとかね。
結局最も利用したアプリはフリーセルだったりする。。
今思うとデカいしダサいしどうしょうもないですね。HDD1.6GBってMicroSDにすら負けてるんですけど。
・ダイヤルアップにてインターネット接続(プロバイダ:infoweb)
→この時代ほとんどの人がダイヤルアップ接続だったと思います。電話代を気にして使う時だけガーガーピーピー。
回線速度も今とは比べるべくもないのですが、そんなに頻繁に使用するわけじゃなかったし、ほとんどYahoo!のテキストニュースを読むとか、あっても画像を見るくらいだったので、まぁこんなもんかなと思ってました。
でもこの時代に坂本教授は既にライブのインターネット配信とかやってたんだよね。。
この頃その話を聞いてダイヤルアップのインフラでライブ動画なんて観れるわけないよー、と思ったことを覚えてる。

■2000年

・「VAIO PCG-F55」購入
→一人暮らしの部屋にデスクトップを置くことに辟易して、2台目からはラップトップに。
ただラップトップとは言ってもモバイルとして外に持ち出したいわけじゃなかったので、ディスプレイの大きさを優先しました。
OSはWindows98。OSもハードもあまり印象に残ってません。

プロバイダは安さ優先でInfoSphereを使ってました。家は相変わらずのダイヤルアップ接続だったので、会社での使用頻度の方が高かった。
Yahoo!チャットや掲示板を使ってみたけどそれほど深入りはせず。
この頃Club BBQ(旧KIKAKU屋だっけ?)の転送メールサービスを知って未だにそこのメールアドレスをメインで使ってます。とても便利。
ウェブメール系ではgooメールを使ってました。確かこの頃pop受信出来るのはこれだけだったと思います(ウソかも。

■2002年

・「VAIO PCG-GR3R」購入
→VAIO2台目。OSはWinsowsXP。
XPは95、98に比べてこじゃれたというのが第一印象。未だに会社PCはXPなので、Microsoftが誇るべき名OSなのではないでしょうか?
ハードは何か処理するたびにキュラキュラをいうシアーハートアタック的な音がする変なPCでした。
あとこの時期にSonyのケイタイに付いて流行ってたジョグダイヤルがついてました。明らかな失敗ユーザーインターフェース。
使用末期にはVisual Studio2003を無理やりインストールしたら重くて使い物にならなくなりました。。
未だに我が実家で現役なのですが、メモリーが少なくて非常に遅い。増設するにも対応メモリーがすんごく高くて手が出ない。
・ADSLにてインターネット接続
→ボクのインターネット接続に第1の革新がおきました!
それまでISDNにすら手を出さずダイヤルアップ一辺倒だったのですが、Yahoo!BBの登場で価格がこなれてきたのでADSL12Mを導入。
実際の回線速度は5〜7Mくらいだったと思います。速度&常時接続の恩恵はまさに革新の一言に尽きました。
飛躍的にネット依存度が上昇し、それまでのテレビからラジオ+ネットに自宅での生活スタイルすら変化。
ウェブムービーもimpressTVの動画ニュースなどを定期的に観るようになりました。
Yahoo!、MSNなどのメッセンジャーサービスも使用頻度が上がりました。

■2004年

・「iBook G4」購入
→最初のPC購入からずっとココロの奥底に眠っていたMacへの欲望を遂に完全開放。
踏み切った大きな理由は、会社でも家でもWindowsなんてもうア・キ・タ!
あとはボクのコンピュータの使い方がどんどんインターネット寄りになっていて、家で使う分にはブラウザがあればあとはどうということないことに気付いたので。
OSはMac OS 10.3 Panther。長年親しんできたWindowsとは違うインターフェースがすごく新鮮で一瞬でトリコになりました。
既に2世代前のOSになりますが、iBook G4+Pantherの組み合わせは今考えても名機と言って良いんじゃないかな、と思います。(他をそんなに知ってるわけですが)
・Air Mac Expressにて無線LAN環境構築
→ボクのインターネット接続第2の革新。
正直ワンルーム住居でワイヤレスにすることにどれくらいの意味があるのかと思っていましたが、LANケーブルから開放されることがこれほど快適なものなのかと。
iBookのバッテリーの持続性とあいまってホントにラップトップ使用の快適性が飛躍的に上昇しました。

インターネット関連では、Mac使用開始に伴いブラウザはFireFoxを使うようになりました。Safari2にあまり良い印象を受けなかったからかな?
あとこのblogを開始しました。

■2007年

・「Macbook」購入
→2年使ってiBook G4のHDDが苦しくなってきたのと、色々アプリ入れたからかパフォーマンスに不満が出てきたのでIntel Macへの買い替えを決意。
OSはMac OS 10.4 Tiger。
せっかくIntel Macになったので「Parallels Desktop for Mac」導入。当初は感動して頻繁に起動してみたりしましたが、最近はGyao観る時とちょろっと仕事する時くらいの使用頻度です。
・フレッツ光にてインターネット接続
→マンションへの引越しを機に変更。
回線速度は大体20〜22M。ADSL時代と体感的にかなり変わったかというとそうでもなかったかも。

2006年終わり辺りからGmailを使うようになり、クライアントメーラはGmailのローカルバックアップ用になりました。
流行に乗ってmixiを始めてみましたが、そもそも友人の少ないボクはSNSとの相性がよくなく、結局現在に至るまでほとんど使ってません。
2007年半ば辺りからYoutube,ニコニコ動画を本格的に観始めました。365日見るという感じではないのですが、ハマると半永久的に時間が食らい尽くされます。

■2008年

・iTunes Store利用開始
→iTs自体はもちろん以前も存在していたわけですが、ボクが積極的に使い始めたのはこの頃から。
使うまでは「自分は物質主義人間なのでデータだけダウンロード出来れば良いわけじゃない」などとうそぶいていたのですが、使ってみたらその便利さにすっかり取り込まれてしまいました。。
今ではiPod touchからでもダウンロード出来るわけで、恐ろしすぎる。。
・「Mac OS 10.5 Leopard」へOSアップデート
→初OSアップデート。現環境の詳細はこちらをどうぞ。
・Time Capsuleにて無線LAN&バックアップ環境構築
→PC使い始めてから10年間、データのバックアップなるものを1度たりとも取らない「自分にはその手の不幸は絶対おきないと信じる楽観主義者」でしたが、デジカメの画像・HDビデオムービーが増えるに従って段々不安になり導入。
せっかくMacを使ってるのでTime Machineとの(恐らく)親和性が高く、802.11nの無線LANルータにもなるTime Capsuleにしました。
・フレッツ光ネクストにてインターネット接続
→一戸建てに引越しを機に変更。回線速度はワイヤレスで大体40〜45M。有線で60Mくらい。光ネクストにして速くなったというよりは、マンションタイプから戸建てタイプになったのが大きいんだと思う。

様々なウェブサービスに手を出しました。
GoogleのSaasはGmailを筆頭にどれも使用頻度が高いです。Bookmark,Calendar,Reader,Docsなどなど。
コミュニケーション系はやはり積極的にからむSNSよりTwitterのようなゆるいサービスと相性が良いです。あとLast.fmとか。

★まとめ

当たり前ですが10年ちょっとでハード・インフラ双方に随分進歩したなーという印象です。
ボクはそれほどITトレンドに敏感ではないので、ここに書いたようなハード・インフラ利用の変遷がわりと一般的だったりするのかも、とずうずうしく思ってみたり。(ちょっと遅いかな。そしてMacは一般じゃない。)
そう考えると自分に多大な影響与えた事象はインターネット常時接続&無線LAN環境なので、次のトレンドはそれの発展系であるWiMAXをはじめとしたワイヤレス高速インターネット常時接続とそれを基にしたクラウドコンピューティングの方向に進んでいくのではないでしょうか。
(というかボクが外出先でのインターネット接続環境に不満をもっているだけ。。早くWiMAXが安くなって欲しいだけ。。)
もちろんMacをはじめとしたハードがないがしろにされるというわけではなく、比重の問題として。

コンピュータ自分史から次期トレンドを探るとか無茶苦茶ですね。論点がぼやけてまとまらなくなってきたのでこの辺で。